結局、本当に取れるの??


一発試験、必ず落とされる
『一度は必ず落とされる』よく聞く噂の真相は??

なぜそんな噂が流れるのか。一発で合格は無理なの?

一発試験、教習
運転には自信があるのに・・・

『一発試験は必ず一回は落とされる』・・・

よく耳にしますが本当でしょうか?

実際にはそんなことはありませんが、ほとんどの人は一回

では受かりません。そして不合格を伝えられた時によくそ

ういう言い訳をしています。試験官が故意に不合格にする

わけではありませんが、一回で受からないという意味では

事実に近いでしょう。

 

『一発試験にすんなり受かる』そんな文句を謳っている

サイトもあります。『すんなり』ってどれくらいでしょう

か?これがもし1~2回のことを言っているとすれば少し

考えにくいです。我々の経験上でも教習せずに1~2回で合格できるレベルの

方はほんの一握りです。教習をしても1回で合格というのは難しいのです。

 

過去に何人も取り消しや失効の方を教習してきまが、その中には一回で合格し

た人は大勢います。もちろんこれは教習を行ったうえでの受験ですから、教習

を受けず直接受験する人とは大きく異なります。しかし正しく走行すれば一回

で合格することはできるということです。もし、どうしても一発で合格したい

とお考えなら数時間だけでもどこかで教習を受けるべきです。それをせずに受

験するなら一発合格なんてことは考えない方が良いでしょう。
  


一発試験、回数
なぜ1~2回で合格できないのか

合格できないことには理由がある??

一発試験、合格回数
一発試験はそんなに難しいのか?

基本的に運転はできるのに、なぜ一回で合格できない

のでしょうか?教習を受けていても一回で受からない

人が多いのはどういうことなのか? 

 

『1回で合格するのが当たり前、

      悪くても2回では…』

 

これが当然のように思われているのは、ほとんどの人が公認校で免許を取得し

ているからです。これから一発試験に挑戦しようという方も、初めて免許を取

ったときは公認校に通われたと思いますから、それぐらいに思っていませんか?

一回で受からない理由を下記で簡単に説明してみます。

 

【 公認校では 】

 

試験には『課題設定基準』というものがあり、試験中の右左折や指示速度での

走行、信号通過等の課題を走行する最低回数が決まっています。多くの公認校

は検定ではこれらの課題が少なめで、走りやすいコース設定にしてあります。

そして、検定を受けるまでには教習でそのコース内を何度も走行しコース全体

のことは熟知してから検定にのぞみますね。検定車も教習車と同じでしょうし、

検定員も見たことのある校内の指導員だったことでしょう。採点自体も・・・

他サイトに書いてある通りです。だから公認校では一回で合格できるのです。

 

【 免許センター・試験場では 】

 

試験場での試験は少し事情が違います。簡単にいうと、初めて走るコースで、

初めて乗る車をつかい、見たこともない試験官をとなりに乗せて走ります。さ

らには、全くの他人(次の番の受験者)まで後ろに乗せることになりますし、

試験コースも課題の数は公認校の検定コースと比べると多い場合が多々ありま

す。ようは、初めて挑戦することで、いきなり上手く出来ることってあまりな

いですよね?それが例えできるはずの運転であっても、慣れない場所と車で、

慣れない運転(法令を守った)を、知らない人の前での披露するとなると、当

然上手くいかないのが普通です。初回はとくに緊張等も加わります。だから一

回で合格する人は少ないのです。けっして『試験が厳しすぎるから』とか『運

転が下手で・・・』という理由ではありません。

 

【 受験2回目以降でも、多くの人が不合格になる理由は主に3つ 】

 

1.根本的に正しい走り方や減点ポイントを知らない

 

何回受けても合格しません。

 

2.自分の走り方が見えてない

 

意外に多いのがこれです。確認を忘れても気付いていないとか、左に寄っている

つもりが寄りきれていない、曲がる前に車体を振っていても気付かない等々。

ここは重要です。受験後に一番不満が残るのもこのタイプ。

 

3.とにかく本番に弱い

 

知識と実力はあっても発揮できなければ・・・。

 


一発試験に合格するためには
合格するためにはこれが必要!!

ハイこれっ!!ココに注目っ!!

合格するためには最低限できなければならないことが

あります。ここまでに書いたようにまずは法律に則っ

た正しい走り方や減点ポイントを知り理解することです。 

 

曲がるときにはウインカーを出す、曲がる前には確認

をする・・・などは当然ご存知でしょう。右左折のウ

インカーは30m手前から、左折するときは巻き込みまで見る・・・等もよく

知っているでしょう。では、信号で停止する際に停止線を越えてしまったら、

どうするかはご存知でしょうか?左右に曲がる際に、どのくらい車を右や左に

寄せるか具体的な数値は知っていますか?

 

ほとんどの人が聞かれて即答できる範囲の知識だけでは少し足りないのです。

実は思ってもいないところで減点されていることが多々あります。右折のとき

に後輪が中央線を踏んでいたり、踏切内でシフトチェンジをしていたり、外周

コーナーをショートカットしていたり・・・など。減点の項目は細かくすると

100項目くらいはあります。半分くらいはもともとご存知のことでしょうが、

もう少しくらいは、あらかじめ知ってから受けた方が合格は確実に早まります。

 

そして自分がどういう風に走っているかを正確に把握することも重要です。せ

っかく減点項目を覚えて走っても、実際にできるかどうかは別です。頭でわか

っていてもできない事はよくありますよね。できなかったことが自分でわかれ

ば対策のしようもあるのですが、わからなかったら・・・不満しか残りません。

試験官に指摘されても自分ではちゃんとできたつもりですからね。ちゃんと右

や左に寄せれているか、曲がるときに車体を振って曲がっていないか、ウイン

カーや確認は遅れたり忘れたりしていないか、シフトチェンジは適確にできた

か・・・など。

 

この減点項目を理解することと自分が試験でどういう風に走行したかを冷静に

考えられること、この二つは必須です。

 

  【一発試験に挑戦する際の心掛け】

 

1.はじめから1~2回で受かろうと思わないこと

 

すぐに諦めずに挑戦者であり続けましょう!!毎回、必ず試験官のワンポイン

トを素直によく聞いて、一回受けるごとに合格に確実に近づいていきましょう。

受験前に溜息がでるようではダメです。

 

2.努力を惜しまないこと

 

採点基準を十分理解し、試験前はコースを必ず歩く。コースは覚えるだけでな

く、合図や確認をする地点を決めておく。進路変更や障害物なども寄り始めの

位置を決めておくことが大切です。苦労を惜しまず1回でも早く受かることが

自身のためかと・・・。

 

3.不合格を何かのせいにしないこと

 

『試験官がわるい』とか『車が乗りにくい』、『コースが難し過ぎる』等々、

いろいろ不満はあるかと思いますが、そのへんはいくら自分が頑張っても変え

ることはできません。なによりも、そう考え始めると嫌になってきます。さら

には自分が努力することを忘れてきますのでご注意を。