まずは説明から!!


普通免許の再取得方法と一発試験
免許再取得の方法と一発試験

『昨日まで運転していたのに更新忘れで取り直しに…』

『免許取り消しになってしまった…』再取得はどうすれば?

更新忘れ、仮免許から
更新忘れなら仮免はもらえる場合も

免許の取り直し・・・これは随分悩ましい問題です。

しかし、そのまま『もう運転はしない』なんて

ことにできますか??

昨今では運転免許は就職時には必須の場合が多いですし、

本人確認の手段としても重宝されています。

首都圏など交通網の発達した地域で住んでいるなら

ともかく、交通手段の乏しい地域で暮らすなら

 

『もう車には乗らない。これからは助手席で』

 

という選択はけっして出来ないでしょう。

結局は再取得の道を選ばざるを得ないわけですが、

簡単に取り直せるなら悩む必要はありません。

しかし多くの人が引っ掛かる免許再取得時の壁は、

 

『普通に学校に通うと高額すぎる。もっと安くならないの?』

運転できるし学科も知ってるのに・・・。

 

『仕事があるのに何日も通う時間が取れないよ』

学科の授業とか受けないと駄目ですか?

 

というところです。ようは、免許取得をどこかに頼むからお金も時間も

掛かる訳です。意外と知らない方も多いようですが、運転免許は最寄の

免許センターや試験場で試験を受ける手続きをして、そこで受験をして

合格すれば免許証はもらえます。必ずしも学校や教習所に通う必要はありません。

この直接、免許センターや運転試験場で試験を受けて免許を取得する方法を、

俗に『一発試験』といいます。

 


免許の再取得方法、長所と短所
取り方は3つ、それぞれの特徴は

再取得の場合、一番のオススメは教習所です!!

免許の再取得は教習所
再取得なら教習所が絶対にオススメ

運転免許の再取得には3つの選択肢しかありません。
1.公認校(いわゆる自動車学校)に通う
2.教習所(非公認)に通う
3.免許センターよ試験場で直接受験(一発試験)

いずれかを選ぶ事になります。
それぞれ良し悪しがありますので説明しましょう。

 

1.公認校に通う

 

一番高額で時間もたっぷり拘束もされます。がしかし、その分容易にかつ確実に

取得できます。 おおむねはじめに予定した期間で取れるのも強みで、予算に余裕が

あり通う時間がつくれるならココでしょう。
『仕事を辞めて次の仕事を始めるまでの間に絶対取らないといけない』など

限られた期間内に確実に取得しないといけない人は考えるまでもなくココ。

 

2.教習所に通う

 

再取得者の方へ一番お勧めは教習所です。公認校に比べ安く、通う日数もはるかに

少なくてすむでしょう。公認校でわかりきったことを習うのにお金を払うのが

馬鹿らしいとか、金額に不満の方。さらには通う時間の取れない方などは、

ある程度の費用は掛かりますが教習所を選ぶべきです。

金額は公認校ほどはかからないし通う日数も少ない。習わずに一発試験を受ける

よりは費用は掛かるけど、それほど苦労せず早く取れるというバランス型

というところでしょう。仕事をしながらとかならココですよ。

 

3.一発試験を受ける

 

 一発試験の良いところは、なんといっても費用の面でしょう。

取得までに掛かる費用を大幅に減らすことができ一番安くすみます。

そして、もう一つは拘束時間が少なく自分の都合に合わせられるところです。

仕事をしている人にとって、たとえ一日に2時間程度とはいえ学校に通うために

その時間を頻繁につくるのは大変でしょう。公認校では学科でさえ26時限の

授業を受けなければなりません。一発試験を受ける人のほとんどが免許再取得者

でしょうから、自宅でこの半分の時間でも勉強すれば合格はできるはずです。

技能教習もしかり、34時限も必要はないはずです。

その点では一発試験はお金と時間を節約できるといえます。

しかし、やはりデメリットもあります。試験が厳しいので学科だけでなく

技能の勉強も必須です。もう一つは、メンタルが強くないと続きません。

公認校や教習所にお金を払ってしまうと、それなりに免許を取らなければ

ならない状況がうまれるので、忙しくてもなんとか段取りをつけて通えたりは

するのですが、一発試験では誰も尻を叩いてはくれません。

すべて自発的に行い、さらには取れるかどうかわからない不安な状態が続きます。

この状態が長続きせず、途中で投げ出してしまう人が多くいることも事実です。

自分が試験を受けなければ費用も発生しないため、どんどん先送りしてしまい、

最終的に受けるのが面倒になった・・・という話はよくあります。

また、サッサと済ませたくても試験の予約がなかなか取れなくて、

受験できないという試験場もあります。

しかし、取得までの期間はかかってもいいから、とにかく安く、

時間を掛けずに取りたいという人、そして挑戦することが好きな人には

一発試験がうってつけです。

 


免許取得までの流れ、普通車、取消処分者講習
免許取得までの流れ【普通免許】

身分証明書は必須です。ない人は住基カードの申請を

準備するもの

 ●本籍記載の住民票または免許証

住民票は免許用で申請しないと本籍省略になりますのでご注意を。

交付から半年以内のもので免許取得中でも半年を越えると取り直しになります。

すでに原付などの免許を取得済みの場合は必ず免許証を用意します。

この場合、住民票は不要となります。

●写真 タテ3.0cm × ヨコ2.4cm

仮免申請書、本免申請書、仮免許証や講習の書類などで取消処分の人は7枚くらい。

失効の人でも4枚は必要になります。

●身分証明書

保険証、パスポート、住基カードなど。

その他の証明書の場合は使えるか免許センターへ問い合わせた方が確実です。

また証明書の期限が切れていたり、免許の申請書類と住所の相違がないようにしましょう。

取得までの流れ

①試験の予約 最寄の免許センター・試験場、警察署で試験の予約を取る。
 ↓
②仮免学科試験

正誤問題で50問。45点以上で合格。

 ↓
③適性検査

視力は両眼で0.7以上、片眼でそれぞれ0.3以上必要。

片眼が0.3未満の場合は他眼の視野が左右150度以上で

視力が0.7以上が必要。足りない場合は【眼鏡等】の

条件がつきます。適性検査の実施は学科前に行われる場合も

あります。

 ↓
④仮免技能試験

場内コースにて実車走行。持ち点100点からの減点方式で

下車した後に70点以上残っていれば合格となる。

 ↓
⑤路上練習

 5日以上、10時間以上の路上練習。

使用した車の車検証と同乗指導者の運転免許証のコピーが必要。

 ↓ 
⑥本免学科試験

 正誤問題で文章が90問、イラスト問題が5題。

100点満点中90点以上で合格。

(文章問題1点、イラスト問題2点)

イラスト問題は1つのイラストについて文章の正誤問題が

3問あり、すべて正解で2点。3問のうち1つでも間違えれば

不正解となる。

⑦本免技能試験

 路上コースを実車走行。仮免と同様で持ち点100点からの

減点方式。路上走行後に場内でバック(方向変換または縦列駐車)

を行う。すべて終了後に70点以上残っていれば合格となる。

路上走行中に試験中止行為があった場合はバックはやらせて

もらえない。

⑧取得時講習

 危険予測、高速道路、応急救護の3つの講習を公認校などで受ける。

全部で7時間。一日で終わります。

⑨免許証交付 免許センターで免許証の交付をしてもらう。

※取消処分者講習が必要な人は本免試験までに受けておかなければなりません。

取消処分者講習は飲酒関係で取消処分を受けた人とそうでない人とでは日程や

内容が変わります。